上野動物園シャンシャンの先着制観覧方法~入園からご対面まで。

幼い頃からパンダがなんか好きで、
気づいたら部屋がパンダだらけだった。

和歌山に行かねばと思っていたが
なかなか足がのびずにいた私の割とちかくに
シャンシャンという天使が舞い降りたわけです。

公明正大な抽選はパンダ愛の深さを考慮することなく
私はバシバシ落とされました。しかし!
先着制になりついに!会うことに!成功しました!



2018年2月現在の閲覧方法とその現実について
入るところからご対面までを共有しておきます。


1.入園

上野駅の公園改札を抜け、進むと上野動物園が出現します。
そうするとくねくねと列の形を作るコーンが並んでいます。
それと、そのくねくね行列レーンの右端に真っ直ぐなレーンがあります。
このくねくねレーンは入園券不所持の行列、
右端真っ直ぐレーンは入園券所持の行列です。

そう、前売り券or年パス買っとけばさっさと入れます。

前売り所持レーンは、9:30の開園と共にするっと入園。
不所持レーンはチケット売り場で購入するワンステップがあるので、
前に1000人くらいいると入園できるのが10:00頃になります。
もう圧倒的敗北。
上野駅に着いたときのステータスで勝敗は決まってました。

混雑が予想される日、11:00頃までに観覧するには
あらかじめ入園券を用意or8:30までには並ばないと無理そうです。



2.整理券

上野駅についた後看板も出てるかと思いますが
シャンシャン観覧は入園だけじゃダメです。
入園後、園内で配布される整理券が必要です。

整理券は正門から入園してすぐ左、五重塔前で配布されています。
整理券配布列の入り口の係員の方が看板と口頭で
今配布している整理券の利用時間を教えてくれます。
整理券は特定の30分間のうちに観覧できるもので
朝イチから配っていって、なくなれば次の30分間と
早い時間から順に配布されます。

そう、だから「むしろ夕方に見たい」となっても
時間帯を選択することはできません。
その場合はその時間の整理券が配布される頃に行くしかないです。

また、整理券は一人一枚必要です。
あと、一人一枚しか配布場所で受け取れません。
お父さんが、お母さんと娘2人の計4人分を一人で
取りに行くとかもダメです。赤ちゃんの分も必要です。
みんなで配布場所に行ってもらうようにしましょう。



3.ご対面

整理券の時間になる頃、パンダ舎前に行きましょう。
パンダ舎は正門入ってすぐ右。簡単です。
また、整理券の受付開始時間の30分前、前の30分の人の観覧が始まったら
受付開始時間まで、その該当する30分の人の列を作って待機することも可能です。
該当する30分でもいち早く見たい!という人は受付前待機がオススメです。

時間になると、観覧行列に進みます。
観覧前にこの整理券は回収されます。おみやげ不可。
そして、30人くらいで1グループを作りいざご対面です。

観覧方法は、屋外展示場で3箇所、屋内展示場で1箇所ポイントがあり
各ポイントで30秒ずつ立ち止まって観覧します。
なので、屋外で動いてれば角度ちがえど1分半
屋内にいたら実質30秒見られるというわけです。

なお、1グループを編成されたときの並びで
列の左の方にいると柵側、パンダに近いです。
ただ観覧するときは少ししゃがむなどして協力しあいましょうね。




整理券があまっているようなら2周目もいけます。
整理券をもらってその時間に行けばまた見れます。
あと、整理券を持っていると再入園もできます。
朝早く行ったけど混んでて、パンダ観覧は夕方になったなどの場合は
一度外に出て戻ってくるのもOK!うれしい配慮です。




だれでも会えるようになったシャンシャン、
すくすく育つのはうれしいのですが
ちっこくてころころしてるのもこれまたかわいい。
気になっている方、今のうちです!

浅草ロック座に行ってきた話

女2人でストリップの老舗、浅草ロック座にいきました。

浅草ロック座がどんな歴史があって、
浅草の歴史に欠かせない存在で、
六区にあるからロック座で、
とかそういう話はぐぐって読んできてください。

きれい~たのしい~とか
そういう話もぐぐって読んできてください。


ロック座のストリップのエモさを
どうしても書き留めたいので書きます。



端的に言うと、
人間の一番夢を見ているところと
人間の一番生々しいところの中庸を取ったら
人間の現実と一番かけ離れた
とてつもなくエモいものが現れた。

もうすごいよ。


あと単純に、女性の体の造形は美しい。
お花見てキレイっていうのと同じ感覚。
自然な物の造形はよくできてる。






詳しく書きます。


ロック座の新春公演を見てきたのですが、
7人の女性ひとりひとりのオンステージが
中休憩含む1時間20分くらいで行われました。
概ね、
着物を着て登場
→ちょっと芝居やダンス
→スルスルと脱いでいく
→あられもない姿
という進行でショーは進みます。



きちんと帯上げとかもしてあって
そこそこちゃんと気味に着物を着て出てくるんです。
かわいいおねえちゃんが。

ここで人は夢を抱きます。
かわいいなぁ、ステキだなぁ。
笑顔がステキだなぁ。or真顔がステキだなぁ。
それ以外の、いろんな姿を見てみたいなぁ。
そんな気持ちを登場から寸劇・ダンスで募らせます。



ちょっとストーリーなんか入るとまたよい。
そんないきさつが、夢をより実感の伴ったものにしてくれます。





そして、BGMと照明がすっと落ち着いて
(BGMはピアノとかバラードとかが多かった)
おねえちゃんは帯や着物を脱ぎ、肌着になります。

ここではたと気づきます。
あー、和服はえろい。これはすごいや。
体の見え方、見せ方、もう脱ぐための服。
裾から見え隠れするいろんな部位、肌。
脱がせるための服なのだと。

そんな、肌着一枚、ゆるくまといながら
足を真ん中の舞台へと進めるわけです。



しおらしげに、たったひとりで歩み寄ってくる。
この、見てしまった感。
ぞくぞくしていきます。


真ん中に進んで、また踊るわけですが
ここで踊り子さんの個性がすごくでる。
帯を吊り下げてその布にぶらさがりアクロバティックに踊る方、
たぶんクラシックバレエをやってたであろう動きをする方、
スタンダード?にほぼ座ってゆっくりと踊る方。

目の前にあるのはいずれも、
本当にもう、人体。生々しいありのままの姿。
ライブなので目の前に本物が繰り広げられているわけです。
なのに、なんでこんなに夢見心地なんだろう?
いろんな夢を、ひとりひとりの踊り子さんが見せてくれる。
むしろ醒めさせてくれないんですね。

しっかりと目を見ながら、ゆっくり、ときにダイナミックに
動く目の前の女性に引きずり込まれてしまう。
これ以上ない非日常で、力が抜けてしまいました。



夢と生々しさを足して二で割ったら
日常になるのではなく、
非日常になりました。




すべてのショーが終わって気づくんです。

世の中にいるすべての人間はたぶん美しいけど
そんな美しさを日頃見つめることは現代人には必要じゃない。
毎回セックスの度に、美しい…と感動してたらセックスに集中できない。

でも、ストリップはものすごい密度でそれを思い出させてくれる。
彼女たちが我々の代わりに、その美しさに向き合って
そして指し示してくれる。




ちっぱいとかでかぱいとかじゃない、いい悪いじゃない、
いろんな夢、いろんな女体があって、非日常があって、
その手前に日常がある。


ロック座から出ると、日常にもどります。
でも非日常とのコントラストは、
日常をいい悪いじゃない、ありのままの日常として
もう一度見つめ直させてくれます。








また行こう。
でも私の日常を私が精一杯生きてからにします。
彼女たちは今日も明日も明後日も美しさに、
非日常に向き合う日常を生きてくれているので、
それに恥じないよう頑張らないと、と思いました。



以上です。